News | 2003年9月18日 09:26 PM 更新 |
WPC EXPO 2003会場の一角に、台湾メーカーの出展する「台湾パビリオン」と韓国メーカーが集まる「韓国パビリオン」があり、台湾・韓国のIT関連企業も多く出展している。アジアのパワーを感じさせる個性の強い製品をいくつか紹介しよう。
台湾パビリオンには個性的なPC周辺機器が並ぶ
台湾パビリオン内の「Good Way Technology」ではUSBハブを複数展示している。中でも個性的なのは、てんとう虫のような形をした4ポートのUSB 2.0ハブだ。
未使用時は羽をたたんで収納できる。四角く無骨なハブに飽きたら、こんな遊び心のあるハブを使ってみるのも楽しそうだ。
「Itron Technology」のキーボードはキートップが付け替え可能。普通のタイピング用キーボードとしても、ゲーム専用キーボードとしても使える。
キーボードの土台はタイピング用・ゲーム用とも共通で、キートップのみを付け替える。ゲーム用キートップは各ゲーム毎に専用のものになるため、対応ゲームに同梱して販売する。アメリカなどでは発売済み。「日本のゲームメーカーともタイアップして売り出したい」という。
不思議グッズ満載の韓国パビリオン
韓国パビリオンの「Dream Free」では眼鏡型の「デジタル頭脳充電器 EEGfree」を展示していた。眼鏡型の機器にイヤホンが付いている。装着すると、真っ暗な中に赤い光の点滅が見え、イヤホンからは「脳を刺激するパルス音」(同社)が聞こえる。
これをかけると脳波をコントロールできるという。10分間で集中力が向上し、60分間かけ続けると記憶力が増進するとしている。同様の“癒し系”グッズは既に日本でも登場しているが、PCとUSBで接続できる点が新しい。専用Webページから自分に合った「脳波」をダウンロードして利用できるのがウリだ。日本でも8月から店頭販売しているという。
「Witech」のブースでは「アロマ時計」を展示。アラームをセットすると、アラームと同時に香水を噴き出す仕組みだ。好きな香りの香水をセットすれば爽やかな朝が迎えられるかもしれない。まだ開発段階で、韓国・日本ともに未発売。
韓国・台湾パビリオンには、実用的なPC周辺機器はもちろんのこと、一見何に使うのか分からない珍グッズも並んでいる。大手メーカーの大規模展示では味わえないアットホームな雰囲気の中、片言の英語で外国人とのコミュニケーションも楽しめるのがこのパビリオンの魅力だ。
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