News:ニュース速報 | 2003年9月25日 09:55 PM 更新 |
移動体向け衛星放送の2004年開始を目指すモバイル放送は9月25日、韓国SK Telecomと専用衛星を共同で保有、運用すると発表した。韓国でも同年の放送開始を目指す。
CDM(符号分割多重)方式を採用した「システムE」と呼ばれる放送方式を両社で採用したことで、同じ2.6GHz帯(Sバンド)の25MHz分を使っても日韓で干渉なしに放送が可能という。統一方式を採用したことで、地上に設置するギャップフィラーや端末の開発も共通化でき、結果的に端末の低価格化なども見込める。
両社が共同保有・運用する衛星はモバイル放送が2001年に米Space Systems/Loralに発注した。日本国内用と韓国内用のトランスポンダなどを搭載でき、開口径12メートルのハイゲインアンテナを搭載する。打ち上げロケットはAtlasIIIA。
[ITmedia]
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