News:ニュース速報 2003年10月3日 06:54 PM 更新

日本電子、ニッケル水素充電池を超えるキャパシタを開発


 日本電子は10月3日、エネルギー密度を従来の10倍以上に高めたキャパシタを開発したと発表した。一般の充電池と比べ充電時間を極めて短くでき、劣化がないため寿命も長いなど、キャパシタ本来の性質もあわせ持つ。電気自動車や夜間電力の蓄電などに加え、将来はモバイル機器向け電源としても利用できる可能性があるという。


 開発した「ナノゲート・キャパシタ」は、重量エネルギー密度を50−75ワット時/キロと従来の高エネルギータイプに比べ10倍以上に高めた。これはニッケル水素充電池の60ワット時/キロを超え、大型リチウムイオン充電池の120ワット時/キロに迫るとしている。

 キャパシタは炭とアルミ箔を使って電気をそのまま蓄える。電気エネルギーを化学反応で化学エネルギーに変換するリチウムイオン充電池などに比べ充電時間は極端に短くでき、また理論的には半永久的に使用できる。

 新キャパシタはハイブリッド自動車や家電製品、無停電電源装置など2次電池のほとんどの市場をカバーできると見ている。基本特許の出願は済ませており、他社との協業などで早期事業化を目指す。

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