News:ニュース速報 2003年10月9日 01:47 PM 更新

エルピーダ、1GビットDDR2を量産へ


 エルピーダメモリは10月9日、1GビットDDR2 SDRAMチップの開発に世界で初めて成功し、11月からサンプル出荷すると発表した。2004年初頭からの量産出荷を計画している。


 DDR533(PC2-4200)対応。0.10μメートル(100ナノメートル)プロセスで広島エルピーダメモリの300ミリウエハーラインで製造した。初ロットから良品の割合が高く、量産時の高歩留まりが見込まれるという。DDRとDDR2を同一チップ上に集積し、メタルオプションで切り替えが可能。DDRのニーズにも応えられる。

 同チップを使用し、サーバ・ワークステーション向け4GバイトDIMM(Registered)、PC向け2GバイトDIMM(Unbuffered)、ノートPC向け2GバイトSO-DIMMを製品化する予定。また同プロセスと回路技術を512Mビット/256Mビット品にも活用する。

関連リンク
▼ ニュースリリース

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.