News:ニュース速報 | 2003年10月9日 03:48 PM 更新 |
産業総合研究所(産総研)のサイバーアシスト研究センターと三菱電機情報技術総合研究所はこのほど、コンパクトフラッシュ(CF)大の小型Linuxサーバ技術を開発した。自動的にネットワークを構成できるミドルウェアと組み合わせて情報家電などへの応用を目指す。
三菱電機は、43×37ミリの基板に32ビットMPUやメモリなどを搭載したマイクロサーバを製作。産総研が開発したミドルウェアと組み合わせた。同ミドルウェアにより、人間による設定や中央サーバなしに、マイクロサーバ同士で自動的にネットワークを構成できるという。
32ビットMPUの製品化に合わせ、ミドルウェアはオープンソースとして公開する計画。将来はMPUの設計情報も公開する方針で、ユビキタス社会のコアコンポーネントとして普及させたい考えだ。
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