News:ニュース速報 | 2003年10月16日 03:37 PM 更新 |
ボーダフォンは10月16日、犬の感情を翻訳する「バウリンガル」を携帯電話で利用できる新サービス「バウリンガル コネクト」を12月上旬から開始すると発表した。同日発表した新端末「V601SH」で対応する(関連記事を参照)。
バウリンガルは、タカラが2002年9月に発売した“犬語翻訳機”。新サービスはバウリンガルの機能を携帯電話で利用できるようにしたもので、タカラとインデックスの協力で開発した。
メイン機能は犬の鳴き声から感情を読み取って日本語に翻訳する「ボイスほんやく」機能。専用SD-ROMカードをV601SHに装着し、同端末にプリインストールされた「バウリンガル コネクト アプリ」を起動、犬に40センチ程度まで近づけると、鳴き声を内蔵マイクで拾って分析。ディスプレイにイラストと文字で6種類の感情(楽しい、悲しい、フラストレーション、威かく、自己表現、要求)を表示する。イラストはカメラで撮影した愛犬の写真に変更することもできる。
正確に鳴き声を分析できるよう、オプションモードで犬種や誕生日、性別などをあらかじめ登録するようになっている。「ボイスほんやく」の結果に基づいて「なかよし度」などを分析する「データぶんせき」モード、しつけや芸の習得状況をレベル別に確認できる「トレーニングモード」なども搭載。単体バウリンガルのほとんどの機能が利用可能になっているという。
専用アプリは「0」ボタンを長押しするだけで一発起動するようにした。専用SD-ROMカードはボーダフォンショップなどで初回限定1万個を販売する。価格は3980円。
サービス開始に合わせ、インデックスは公式サイト「バウネット」を運営する。翻訳後を大阪弁に変換するアプリのダウンロードや、他ユーザーとのコミュニケーション、各種データの保存などが行える。
[ITmedia]
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