News 2003年10月24日 03:51 PM 更新
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米国で来年スタートのホームマネジメント・システム構築に、Sunが全面協力

Shellが来年立ち上げるホームマネジメントシステムにはJava Enterprise SystemとSun製サーバが使われている。(IDG)

 帰ったときには家が暖かく迎えてくれる――そんな家に住みたい? そんなときは、携帯電話を使えばいい。来年早々から、米国で持ち家のある人は、家庭内の機器を携帯電話やPCを使って遠隔操作できるようになる。そのホームマネジメント・システムにはJavaテクノロジーとSun Microsystemsのサーバが使われるのだ。

 2004年初めにShell Energy Service CompanyはHomeGenieホームマネジメント・システムをSunのJava Enterprise SystemおよびSun Fire V240、V880、V1280サーバを使って構築すると10月22日、発表した。SunはShellとHomeGenie製品の共同開発に当たった。

 Sunによれば、このホームマネジメント・サービスはいくつかの展示会でデモされたことがあり、最初は限定された地域のみで利用可能だという。

 ユーザーは携帯電話とPCを使ってエアコン、照明、家電製品にアクセスすることが可能で、カメラとモーションセンサーで家の各所をモニターできる。

 Sunはソフトウェアとサーバだけではなく、ファイバーチャネルアレイのSun StorEdge 3510も提供している。

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