News:ニュース速報 | 2003年10月24日 09:25 PM 更新 |
外国人旅行客の国内滞在をPDAで支援する実証実験が2004年1月上旬に始まる。交通情報をネットで調べたり、音声通訳機能で日本人とコミュニケーションをしやすくする。
国土交通省と新東京国際空港公団が進める「e-エアポート」構想の一環として実施され、航空2社とNTTデータ、NTTドコモ、NECなどが参加する。
実験では、北米線で来日した英語を母語とする外国人旅行客からモニターを募り、成田空港でPDA約50台を貸し出す。PHSによるネット接続が可能で、成田空港のWebサイトから空港内の情報や交通案内を閲覧できる。またNECが開発した通訳ソフトにより日英の音声通訳機能も利用可能だ。
PDAは出国時に成田空港で回収し、モニターへのアンケートから実験を評価する。実験期間は同年3月下旬までの予定。
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