News:ニュース速報 2003年10月24日 11:13 PM 更新

レコ協代理人を名乗る脅迫メールに注意を

「PCを使って許可なく行った音楽の複製は私的目的でも違法」などと“和解金”要求するメールが出回っている。

 日本レコード協会(RIAJ)は10月24日、RIAJと加盟レコード会社の代理人と称する弁護士から“和解金”の支払いを要求する脅迫メールが出回っているとして注意を呼び掛けた。

 RIAJによると、「パソコンを使って許可なく行った音楽及び映像の複製に対し、著作権法に基づいて提訴する。このような不正行為は私的目的であっても違法であり、損害賠償の対象となる。悪質でない場合は和解金での決着をすすめている」などと金の支払いを求めるメールが多数の個人に発信されていた。

 要求文は「岩浪総合法律事務所の弁護士 岩浪詔朗」名義だが、RIAJが調べたところ、実在しない名前だったという。RIAJは「当協会、レコード会社共に一切関係ない」として法的措置を検討する方針。

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