News:ニュース速報 2003年10月28日 08:27 PM 更新

本多エレクトロンが高感度電力線モデムを開発、1万台受注


 本多エレクトロンは10月28日、受信ダイナミックレンジが100デシベルと高感度な電力線モデムを開発したと発表した。監視用途向けに1万台を受注済みで、2月から量産出荷する。


 にちほシンクタンク(大阪市)が監視サービスを提供しているユーザー企業の使用現場でテストした。多数の冷凍庫が置かれたスーパーや数百本の蛍光灯がある量販店、多数のゲーム機が稼働しているアミューズメントビルなどで、7−9月の夏場に実証実験を実施したところ、安定稼働を確認したという。

 電力線を使うため、通信線の新設工事とコストが不要になる。にちほシンクタンクは2004年2月から順次システムの導入を開始、24時間監視サービスを展開する。

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