News 2003年11月4日 09:44 PM 更新

News Weekly Access Top10(2003年10月26日−2003年11月1日)
萌えキャラが“理系離れ”を防ぐ?

先週のTop10は、話題のWinny本ネタが1位に。萌えキャラをフィーチャーした書籍が、日本の将来を担う?

News Weekly Top10 10月26日〜11月1日
1位 萌え萌えビスケたんがWinnyを解説しまくりだあっ!っていう本が出る
2位 プレステ2のチップめぐりソニーと東芝を提訴
3位 クラッカーはあなたのPCにどんな「悪さ」ができるのか?
4位 Longhornのベールを解いたビル・ゲイツ氏
5位 “スタンダードを裏切る製品作りも楽しい”──ThinkPadが見つめる進行方向
6位 日本人とiTunes
7位 「QUALIA」から携帯電話まで、カリスマが語る工業デザインの“堕落”
8位 ハッキングは「私ではなくマシンの仕業」
9位 Dell、iPod対抗の音楽プレーヤー発売
10位 WinFX――Longhornが提供する「革新」の核心

Weekly Top10 先週のTop10には、Winny本ネタからLonghornまで幅広いジャンルの記事がランクイン。ZDNet読者のフトコロの深さを示すランキングとなった。

 ダントツ1位の“ビスケたん”に触れたいところだが、萌え系に明るくない筆者は「ケンタッキーではチキンと一緒によく食べてます。ツイスターもお気に入り」ぐらいしか言えない。

 「英単語本」「PC UNIX本」「著作権&法律ガイド本」などで萌えキャラ全盛の昨今だが、モバイル担当S記者がさっそく購入してきた“美少女CPU本”を見てみると、その表紙や挿絵とは対照的に中身は実にしっかりと“理系”している。S記者をして「時間があれば、思わず自分もCPUを作ってみたくなった」と言わしめたほどのデキの良さだ。

 「若者の理系離れ」が叫ばれて久しいが、“IT立国”日本の将来は、もしかしたら“萌えキャラ”がカギを握っているのかもしれない。

[西坂真人, ITmedia]

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