News:ニュース速報 2003年11月13日 03:32 PM 更新

バンダイとMS、アニメのネット配信を世界展開


 バンダイとマイクロソフトは11月13日、アニメコンテンツ配信の世界展開で提携すると発表した。バンダイが持つアニメコンテンツを、マイクロソフトのWindows Media 9シリーズ(WM9)と著作権保護技術を活用して配信する。11月下旬から韓国でまずスタート、順次欧米にも拡大する計画だ。


 韓国ではISPやMSNなど4社を通じ、「機動戦士ガンダム」「ダーティペア」など5作を配信。WM9によるストリーミング方式を採用し、「Windows Media Digital Rights Management 9シリーズ」により著作権を一元管理する。WM9の字幕機能により低コストで多言語化することができるとしている。

 バンダイは国内ISP向けにもWM9に全面対応したコンテンツを供給。ISP側が配信サーバをWindows Server 2003に更新することで、ユーザーは高品位な映像配信を楽しむことができるという。

 バンダイは子会社のバンダイチャンネルを通じて2002年10月からオンデマンド映像配信サービスを開始し、これまで1年間で累計300万話を有料配信した。

関連記事
▼ バンダイグループのアニメ配信がいよいよスタート

関連リンク
▼ マイクロソフトのニュースリリース
▼ バンダイチャンネル

[ITmedia]

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.