News 2003年11月18日 11:38 PM 更新
IDG

USPSがオンライン支払いサービスを終了

米国郵便公社(USPS)は、外部に委託しているオンラインサービスを相次いで終了させる決定を下した。(IDG)

 米国郵便公社(USPS)は、オンライン支払いサービスであるeBillPayを2004年4月4日をもって終了すると発表した。11月12日に米郵便料金委員会に提出された書類の中で、USPSの製品開発担当副社長を務めるニコラス・バランカ氏は、同サービスの請負業者であるCheckFreeとの契約を期限以降は更新しないことを明らかにした。

 USPSはこの提出書類の中で、サービス停止の理由を明らかにしていない。記事執筆時点でUSPSの公式コメントは得られなかった。

 eBillPayは、利用者がUSPSのウェブサイトを通して請求書を電子的に閲覧、支払い手続きを行うことができるサービスで、CheckFreeはこのサービスの運営を担当している。

 さらに、USPSは現在CheckFreeが運営している2つのサービスについても終了すると述べている。電子送金サービスのUSPS Send Moneyと、Send Moneyと組み合わせて利用する送金確認サービスのUSPS Pay@Deliveryがそれだ。

 2002年3月にUSPSは2年間運営したセキュアな電子配送サービス、PosteCSを停止している。このサービスは商用の電子メールサービスでは配送できない大容量のデジタルファイルを電子的に転送するサービスだった。

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