News:ニュース速報 | 2003年11月21日 11:15 PM 更新 |
NTTコミュニケーションズは11月21日、情報セキュリティについて個人と企業の意識を調べた実態調査の結果を公表した。ホームユーザーでも約8割が知らない業者などからメールを受け取った経験があるなど、家庭の情報セキュリティについて不安が高まっている。
個人向け調査は8月下旬、Webサイトでのアンケートに答えてもらう形式で行い、有効回答は2270件。男性が6割強、平均年齢は40.4歳だった。
家庭でのトラブル経験を聞いたところ、知らない業者・人物からダイレクトメールを受信した経験は78.3%に上った。また「身に覚えがない代金請求」も12.2%と10人に1人以上が経験していた。ウイルス・ワームには3人に1人が感染したことがあった。
入力したくない個人情報(複数回答)は、クレジットカード番号が74.1%でダントツのトップ。年収(47.3%)、電話番号(45.7%)が続いた。
トラブル経験が増えるにつれ、家庭の情報セキュリティについて不安を感じてるユーザーが72.2%に上り、勤務先について不安を感じている割合(46.3%)を大きく上回っている。情報セキュリティに関して女性は男性と比べ関心がやや低く、その分情報セキュリティに関する不安も高い傾向があることも分かった。
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