News:ニュース速報 2003年11月25日 06:33 PM 更新

東芝、フラッシュメモリ需要拡大で120億円を追加投資


 東芝は11月25日、大分工場(大分市)に約120億円を投じてメモリ生産設備を新設すると発表した。デジタルカメラやカメラ付き携帯電話向けのフラッシュメモリ需要が拡大しているのに対応する。

 これまでメモリ生産拠点の四日市工場(三重県四日市市)の生産能力増強を進めてきたが、フラッシュメモリを中心に需要が予想を上回っているため、システムLSI拠点の大分工場内にメモリ生産設備を導入して対応する。

 東芝の今年度の半導体事業への設備投資額は1300億円になった。さらにプロセスのシュリンクやアウトソーシングで生産効率の改善を進めるほか、四日市工場に300ミリウエハー対応のメモリ製造棟を新設する計画。

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