News:ニュース速報 2003年12月3日 06:15 PM 更新

東芝とSanDisk、NANDフラッシュ300ミリライン稼働を前倒し


 東芝とSanDiskは12月3日、NAND型フラッシュメモリの需要拡大に対応するため、300ミリウエハー対応製造ラインの稼働開始を2005年度下期に前倒しすると発表した。

 NANDフラッシュはデジタルカメラのメモリカードなどに使われている。カメラ付き携帯電話の普及などで需要が急拡大しており、当初2006年度の予定だった稼働開始を早めることにした。

 新ラインは東芝の四日市工場(三重県四日市市)に導入する。2004年度上期に新製造棟を着工、2005年度下期から量産を開始する。当初は70ナノメートルプロセスで月産1万枚規模で生産する計画。順次55ナノメートルプロセスに移行する。

 投資総額は約2000億円。製造装置分については両社共同で投資する。

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