News:ニュース速報 | 2003年12月8日 04:59 PM 更新 |
サミーは12月8日、CSKが保有するセガの株式を453億3400万円で取得すると発表した。セガ発行済み株式総数の22.4%を取得して持ち分法適用会社とし、同社の筆頭株主となる。
CSKはセガの持ち株をすべて譲渡する。同日付けで譲渡契約書に調印した。
サミーはパチスロ市場で国内シェア約31%、パチンコ機では同約3%のシェアを持つが、「パチスロ・パチンコ機市場は巨大な市場だが、日本国内に留まる上、成熟した市場」(サミー)としてパチスロ・パチンコ事業で上げた収益をアミューズメント分野に投資することで長期成長を目指す計画だ。
サミーはセガとこれまでも継続的に協力してきたが、セガを持ち分法適用会社に収めることで連携を強化。パチスロ・パチンコ事業へのセガコンテンツの導入やアミューズメント事業拡大のスピードアップを図る。
サミーとセガは2月に事業統合を発表したが、その後セガが白紙撤回した経緯がある。
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