News:ニュース速報 | 2003年12月10日 05:30 PM 更新 |
パーソナルメディアは12月10日、主要モジュールをすべて国産化した超小型PC「T-Cube」(仮称)に、BTRON仕様OS「超漢字」を移植し、2004年第1四半期から出荷を始めると発表した。
T-Cubeは、TRONプラットフォーム「T-Engine」にLAN機能や1280×1024ピクセル表示対応のグラフィックス機能などを追加したもの。CPUはNECのMIPS系VR5701(最大400MHz動作)を採用した。サイズは52(幅)×52(奥行き)×45(高さ)ミリの手のひらサイズだ。
パーソナルメディアは、T-Kernelや多漢字GUIミドルウェア「PMC T-Shell」、Webブラウザなどを移植。機能はPC用超漢字と同等という。移植は3週間で済んだため、「『ぱっと移せる』というT-Engine用ソフトの移植性の高さが実証できた」としている。
業務用端末やインターネット端末のほか、組み込み制御用といった用途を想定している。
12月11日に開幕する「TRONSHOW2004」(東京国際フォーラム)の同社ブースに出展する。
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