News:ニュース速報 | 2003年12月17日 04:42 PM 更新 |
三洋電機とシャープ、東芝、三菱電機は12月17日、白物家電のネット接続技術仕様「iReady」を共同開発することで合意したと発表した。今後1年程度を目標に策定し、仕様は広く公開して家電メーカーや周辺機器メーカーが参入できるようする。
iReadyは冷蔵庫や洗濯機などの白物家電同士とインターネットを接続する技術仕様。異なるメーカーの家電でも、iReadyに対応していれば相互接続してネットサービスを利用できるようにするのがねらいだ。
各家電にアダプタ接続端子を装備させ、ネット接続機能を持つ「iReadyアダプタ」を接続することでネットワークに対応させる。家電とiReadyアダプタ間は、家庭内電力線などを使ったECHONETプロトコルに準拠する。ネット接続機能をアダプター化して外付けにすることで、既に商品化されているネット家電への対応や、無線LAN、Bluetoothなどのサポートも容易になるという。
4社は家電側のコネクタ・スロット形状の仕様やiReadyアダプタの形状とサイズなどについて仕様策定を進める。開発には家電各社やコンピュータ周辺機器メーカー、インターネットサービス会社など関連企業の参加を募り、共同で進める考えだ。
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[ITmedia]
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