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DVR、2008年まで年率50%弱の出荷増

» 2004年03月31日 12時11分 公開
[ITmedia]

 調査会社IDCは3月30日、デジタルビデオレコーダー(DVR)の世界出荷台数が2008年に2800万台を超えるとの予測を発表した。2003年から2008年にかけての年平均成長率(CAGR)は46.9%に上ると見込んでいる。

 IDCはDVRをHDD内蔵のテレビ番組録画対応機器と定義。現状では普及率はさほど伸びず、販促活動も成功を収めていないものの、DVRは最終的に大衆に受け入れられるとIDCはみている。DVR機能を組み込んだセットトップボックスに巨額の投資を行う米国のCATVおよび衛星テレビ業者がDVR出荷の伸びに大きく貢献するとしている。

 IDCは、DVD対応DVR人気に火が付いている日本市場の特異性を指摘。DVD対応DVRの世界出荷台数は2008年に1130万台に達し、DVD非対応のDVRの出荷台数は2006年以降落ち込んでいくとしている。

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