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» 2004年04月14日 07時59分 UPDATE

IBM、PowerPC 400シリーズをAMCCに売却

AMCCは組み込み用プロセッサPowerPC 400シリーズの知的所有権と関連資産をIBMから買収。IBMは現在AMCCに製品を供給しており、今後もAMCC向けにPowerPC製品の製造を継続する。AMCCは、IBMのCMOSプロセスとSoC設計技術が利用可能になる。

[ITmedia]

 米IBMとネットワーキング/ストレージ製品用半導体メーカーApplied Micro Circuits Corporation(AMCC)は4月13日、AMCCが組み込み用プロセッサPowerPC 400シリーズの知的所有権と関連資産を2億2700万ドルの現金取引でIBMから買収する契約を結んだと発表した。併せてAMCCはIBMからPower Architectureのライセンスを取得する。

 IBMは現在AMCCに製品を供給しており、今後もAMCC向けにPowerPC製品の製造を継続する。AMCCは今回の契約によって、IBMのCMOSプロセスとSoC(systems-on-a-chip)設計技術が利用できるようになる。IBMは引き続きASICやSoCなど高度なカスタム版ロジックチップ用の基盤として、PowerPC 400シリーズ組み込みプロセッサコアの開発と利用を続ける。

 AMCCはこの取引が、1株当たりの実質利益増大につながると見込んでおり、20日の決算発表でさらに詳細な説明を行う予定。

 AMCCの社長兼CEO、デイブ・リッキー氏は発表文で次のように述べている。「今回の買収は、当社が現在提供しているWANおよびStorage IC製品と高いシナジー効果をもたらすものだ。長期的にはPowerPCコアを当社のネットワークプロセス製品に組み込むことで、データセンター、ストレージ、無線インフラ製品向けの通信プロセッサなどの市場でさらに大きなチャンスがもたらされる」

 IBMは最近、Power Architectureを公開し、同プロセッサの普及拡大を図る計画を発表している。

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