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「音の三位一体」でユーザーを攻める──VAIO type A

» 2004年05月10日 17時29分 公開
[ITmedia]

 ソニーマーケティングはAV機能を重視したノートPCの新シリーズとして「VAIO パーソナルコンピュータ type A」(以下 VAIO type A)を5月10日に発表した。オープン価格で実売予想価格はハイエンドモデルのVGN-A70Pで約39万9000円、ミドルレンジのVGN-A60Bで約31万5000円、バリューモデルのVGN-A50Bで約27万3000円。出荷開始は、VGN-A70Pが5月29日から、ほか2モデルは5月15日の予定。

 VAIO type Aのコンセプトは「本気でAVするPentiumノート」。そのコンセプトを実現するために、最大解像度1920×1200ドットという高解像度の17インチワイドクリアブラック液晶がVGN-A70Pに搭載された。また、グラフィックチップも最新のMOBILITY RADEON 9700を実装し、最新デスクトップPC相当のパフォーマンスで3Dゲームがプレイできるなど、ホームユースのエンタテイメント利用を重視した構成になっている。

 MPEGエンコードカードは、新たに開発されたもので、TVチューナーは同社液晶テレビ「WEGA」搭載同等のものを採用、3DY/C分離やノイズリダクション機能もサポートされている。

 オーディオ関連の機能では、フルデジタルアンプチップの「S-master」、ソフトウェアサウンドフィルター「SSMS Filter」を実装。SSMS Filterには、VAIO type Aに同梱される新開発の2ウェイスピーカーにとくにチューニングされた設定がプリセットされている。

品名VAIO type A
型番VGN-A70PVGN-A60BVGN-A50B
CPUPentium M 735(動作クロック1.70A GHz)Pentium M/1.50 GHz
メモリPC2700/512Mバイト(最大2Gバイト)
HDD80Gバイト60Gバイト
ドライブDVD±RW
グラフィックスMOBILITY RADEON 9700MOBILITY RADEON 9200
無線LANIEEE 802.1a/b/gIEEE 802.1b/g
スロットPCカードスロット(TypeII×1)、メモリースティックスロット×1
主なインタフェースUSB 2.0×3、I.LINK×1(標準添付のAVパワーアップステーションにUSB 2.0×4)USB 2.0×3、I.LINK×1
OSWindows XP ProfessionalWindows XP HomeEdition
サイズ405.5 (幅)×280.1(奥行き)×42.2〜45.2(厚さ)ミリ342.5(幅)×276.5(奥行き)×37.2〜43.5(厚さ)ミリ
重さ3.9キロ3.2キロ
ディスプレイ17インチTFT液晶ワイドディスプレイ(1920×1200ドット)15インチTFT液晶ディスプレイ(1400×1050ドット)
バッテリー駆動時間最長2.5時間(JEITA 1.0)最長3.5時間(JEITA 1.0)
実売予想価格39万9000円前後31万5000円前後27万3000円前後

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