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シャープ、広視野角な小型測距センサー パーソナルロボット用に

» 2004年05月17日 23時14分 公開
[ITmedia]

 シャープは、マルチビーム方式を採用し、広視野角での検出が可能な光学式測距センサー「ワイドアングルセンサ」のサンプル出荷を5月末に開始する。広い範囲で障害物を検出する必要があるパーソナルロボットなどへの搭載を想定している。

左からGP2Y3A001K0F、GP2Y3A002K0F、GP2Y3A003K0F

 視野角は25度と、従来の1ビーム方式の機種の5倍に向上。その上で、従来機種を5つ合わせたものよりも容積を約4割削減した。消費電力も5分の1で済む。

 検出距離4−30センチの「GP2Y3A001K0F」は自走式掃除機などでの利用を想定。20−150センチの「GP2Y3A002K0F」はパーソナルロボットなど、40−300センチの「GP2Y3A003K0F」はエアコンなど向け。

 サンプル価格は1700円(税込み)。

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