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BEA、次期WebLogic Platform「Diamond」の詳細を説明

» 2004年05月28日 08時56分 公開
[IDG Japan]
IDG

 アプリケーションサーバ大手の米BEA Systemsはサービス指向アーキテクチャ(SOA)に力を入れる中、WebLogic Platformの次期バージョン9.0(コードネームDiamond)の開発を進めている。米サンフランシスコで開催のBEA eWorld 2004で5月26日、担当者がDiamondとその次のリリースとなる「Everest」について説明を行った。

 Diamondは2005年夏に出荷予定。アプリケーションサーバ「WebLogic Server」、開発ツール「WebLogic Workshop」などのアップグレード版と、新たに発表された「Project QuickSilver」が組み込まれる。QuickSilverはメッセージングをSOAのWebサービス管理と組み合わせたプログラムとなる。

 Diamond版のWebLogic Server(コードネームDiablo)は、作業を中断せずにアプリケーションとサーバをアップグレードできるようになるのが特徴。管理型のエンドポイントを導入してSOA開発の強化を図り、XML Beansが2種類のモードで運用できるようにする。

 一方、WorkshopのDiamond版では高速化を図り、ツールと技術の統合強化を目指している。

 Diamondの次にリリースが計画されている「Everest」では、「ビジネス指向のアーキテクチャ」にスポットを当てる。

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