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富士通、PC調達・運用から廃棄まで請け負う受託サービス

» 2004年06月07日 16時50分 公開
[ITmedia]

 富士通は6月7日、企業のPC調達から撤去・廃棄までの業務を包括的に受託する「PC-LCM(ライフサイクルマネジメント)サービス」を始めると発表した。稼働状況に合わせて料金を請求するオンデマンド型課金制も選択可能にした。

 ノートPCの導入などでPCを1人1台以上使用している企業が増え、セキュリティ対策や機種更新などの作業負荷も増加しているのに対応。調達や運用、廃棄などPCのライフサイクルに合わせたメニューをラインアップし、OSの修正パッチ適用などを同社で集中管理。ユーザーの負荷軽減を図り、PC管理コストを平均2割削減できるという。

 PC利用料金は月額制のサービス料として請求されるほか、稼働台数分の費用のみを請求するオンデマンド型契約も可能で、遊休資産の保持・管理が不要になる。料金は月額1200円から(稼働台数1000台の場合)、初期費用はケースによって異なる。

 今後3年間で導入企業400社、受注額1000億円が目標。

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