半導体工業会(SIA)は6月9日に発表した中間予測で、2004年の世界半導体売り上げの伸びを19.4%から28.6%に上方修正した。また、2007年まで年率10.4%の成長が見込めるとしている。
中間予測によると、2004年の半導体売り上げは2140億ドルに達し、2000年に記録した過去最高の2040億ドルを上回る。2005年の成長率は4.2%に減速し、2006年は0.8%のマイナスに転じるが、2007年には11.7%増に回復し、売上高は2500億ドルに届くと予想している。
SIAのジョージ・スキャリーゼ会長は、「各種エンドユース市場で強い需要がみられるため、半導体産業は2004年、予測をかなり上回る成長を遂げるだろう」としている。
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