ITmedia NEWS >

Oracle、Collaxa買収で「BPEL Process Manager」提供へ

» 2004年06月30日 08時50分 公開
[ITmedia]

 米Oracleは6月29日、Collaxaの買収を通じてWebサービス調整とビジネスプロセス自動化を支援する技術を取得、完成度の高いサービス指向アーキテクチャ(SOA)とインテグレーションプラットフォームを提供できるようになったと発表した。

 Collaxaは、Webサービス規格のBPEL(Business Process Execution Language)を基盤とした製品を早くから導入してきた。同社の買収を通じてOracleは、「BPEL Process Manager」(旧Collaxa BPEL Server)を取得。Oracle Application Server 10gのビジネスプロセス管理/Webサービス機能と組み合わせることで、Webサービス、SOAとBPELのサポートなどを含む「最も完成された統合型ソリューション」(同社)を提供できるようになったと説明している。

 Oracleの統合型ソリューションを利用することで、企業は既存のIT資産を活用して容易にオープンでフレキシブルなビジネスプロセスを導入し、ビジネス需要の変化に迅速に対応できるようになるとしている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.