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個人向けISPをDTIに統合 パワードコム、電話事業はフュージョンに統合

» 2004年06月30日 17時23分 公開
[ITmedia]

 パワードコムは6月30日、7月1日付で実施する事業再編を発表した。電話事業はフュージョン・コミュニケーションズと、個人向けISP事業はドリーム・トレイン・インターネット(DTI)とそれぞれ統合する。

 パワードコムはフュージョンに約54%を出資しており、パワードコムの「東京電話」などの音声サービスはフュージョンが受け持つ。事業者識別番号(0081、0082)などの変更はない。フュージョンの県外通話マイラインサービス「ウェルカムパック」ユーザーに対し、市内通話も東京電話と同料金の3分8.4円(税込み8.82円)に。県外・市内とも最安レベルの電話サービスを提供していく。

 パワードコムの個人向けインターネット事業「[POINT]」はDTIに統合。DTIは会員約50万人、年間売り上げ約100億円超の中堅ISPとなる。パワードコムの電力系インフラの強みを活かし、FTTHを中心としたブロードバンドサービスを強化する。[POINT]、DTIユーザーともサービスは従来通りとしている。

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