Gateway、リストラ関連費用で赤字拡大

[ITmedia]

　米Gatewayが7月22日に発表した第2四半期（4〜6月期）決算では、赤字幅が前年同期の7300万ドル（1株当たり22セント）から3億3900万ドル（同91セント）に拡大した。ただし、今回の決算には2億8900万ドル（同78セント）分のリストラ関連経費が含まれている。

　売上高は、前年同期比5％増の8億3800万ドル。主にプロフェッショナル向け製品の一部納期が7月初旬にずれたことから、8億6000万〜8億8000万ドルという当初の目標値を下回ったとしている。

　4〜6月期のPC販売台数は同62％増の79万5000台。eMachines買収が奏功したとする。

　Gatewayは従来、直販と直営小売店でのPC販売を軸にしていたが、7〜9月期からBest Buyでの小売販売を始める。ほかの大手小売店との提携も模索中だという。

　7〜9月期の業績予測は、売上高9億〜9億5000万ドル、リストラ関連費用4000万〜6000万ドルを含めた1株損失を19〜24セントとしている。