九州大学とNTT(持株会社)、NTT西日本は7月27日、組織対応型連携の契約を結んだと発表した。九大とNTTで包括的に連携し、ICカード技術などの共同開発を進める。
九大として、情報通信企業との組織対応型連携契約は初。連携では、九大は情報通信技術について工学分野に加え社会科学分野の知見も提供。NTTは九大との連携で研究開発を効率化し、成果はNTT西日本が商品化する。
当面の共同研究課題は、ICカードプラットフォーム上でのプライバシー保護技術の実装や、ネットオークションを始めとする情報経済学、遠隔医療における医療画像伝送など。インターンシップを活用した人材交流や、講演会やディスカッションによる技術交流も行う。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR