Web3D Consortiumは8月9日、X3D規格がInternational Standards Organization (ISO) のInternational Standard ISO/IEC 19775として認定され、2004年10月に正式に発行されることが決定したと発表した。
X3DはWeb3D Consortiumが推進している、リアルタイム3Dコミュニケーションをネットワーク間、アプリケーション間で実行するための規格。ロイヤリティフリーで提供され、詳細はwww.web3d.org/x3d/specificationsに掲載されている。
Web3D ConsortiumではX3Dのさらなる改良を進めており、次期Amendment One to the X3Dでは、映画で使用されているようなレンダリングエフェクトを可能にするプログラマブルシェーダー、広範囲なマシンでディテールレベルを最適化するLevel Of Detail (LOD) の改良、CADデータの再利用を実現するCAD Distillation Format (CDF) のサポートが加わる予定だ。Amendment Oneは2004年9月に完成する予定。
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