クローン技術研究を監督する英政府機関Human Fertilisation and Embryology Authority(HFEA)は8月11日、Newcastle Centre for Lifeにヒト胚のクローンを認めるライセンスを初めて発行した。
医療研究目的に限り、ヒトの皮膚細胞などの核を卵細胞に挿入して、ヒト胚をクローンすることが認められる。
英国では、不妊症対策などの特定の目的がある場合にのみヒト胚研究を認める法律が制定されており、Newcastle Centre for Lifeがライセンスを受けた研究は「深刻な病気に対する治療法の研究目的」に当てはまると判断された。
今回の研究は準備的なもので、特定の病気に対する治療法を開発するものではないが、今後の研究の基礎になるものだという。
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