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2スピンドルモバイルが6割増、タワー型デスクトップは減――昨年のPC動向

» 2004年08月16日 19時36分 公開
[ITmedia]

 インターナショナルデーターコーポレイションジャパン(IDC Japan)は8月16日、昨年の国内PC市場動向を発表した。2スピンドルノートが出荷台数を伸ばした一方、オールインワンノートやタワー型デスクトップは減少したとの結果だ。

 重さ2キロ未満の2スピンドルモバイルノートの出荷台数は前年比63.5%増、14インチ以上のディスプレイを搭載した2スピンドルノートは同26.8%増。ディスプレイ一体型デスクトップも同24.8%伸びた。

 一方、オールインワンノートは同12.8%減。「記録型光学ディスクやUSBメモリの普及によりフロッピーディスクのニーズが減少しているため」(同社)急減した。従来型のデスクトップ/タワー型デスクトップも同13.3%減となっている。

 同社は、今後も2スピンドル機の伸びは続くと予測。モバイルノートや大画面ノートが引き続き伸びるほか、14インチ以上のディスプレイを搭載しながら、重さを2キロ未満に抑えた大型・軽量の製品が増えると見ている。また、セキュリティに優れたブレードPCの出荷も増加すると予測している。

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