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HP、サーバとストレージ事業てこ入れへ一連の機能強化

» 2004年08月17日 07時17分 公開
[ITmedia]

 米Hewlett-Packard(HP)は8月16日、UNIXサーバとStorageWorksシステム関連で一連の機能強化を発表した。

 HP版UNIXの新版「HP-UX 11i v2」は高速化が図られ、HP 9000とHP Integrityサーバの両方に対応。高性能のデータセンターとクラスタ環境を運用できる機能が加わった。また、HP Virtual Server Environmentは新たにマルチOSバージョンを投入。

 StorageWorks Enterprise Virtual Arraysでは、新型のハイブリッドディスクドライブ「Fibre Attached Technology Adapted」を業界で初めて採用、ストレージ能力の強化とコスト削減を図っている。さらに、AlphaServerシステムはプロセッサを高速化、価格も現行モデルより引き下げた。

 HPが先日発表した第3四半期決算は、ストレージとサーバの不振が足を引っ張る形となり、同社は担当幹部3人を交代させて事業のてこ入れを図っている。

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