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LANスイッチ市場、前期比で微減

» 2004年08月21日 07時11分 公開
[ITmedia]

 調査会社米IDCが8月20日発表した調査によると、4〜6月期の世界LANスイッチ市場は前期比で2%減少、前年同期比では23%増加した。1〜3月期は前期比で13%の伸びを示していた。

 2004年通期ではLANスイッチ市場は約3%の増加が見込めるとIDCは予測。1〜3月期で高速インターネットの売り上げを追い抜いたギガビットイーサネットが成長促進の主な要因になるのは確実だと見ている。

 シェアはCiscoが69%で圧倒的優位は変わらず、Hewlett-Packard(HP)が5%で2位につけた。以下Nortel、3Com、Extremeが僅差で続いている。市場の成熟に伴い、ベンダー各社は例えばセキュリティ機能に重点を置いたり、政府機関向けや金融機関向け、中小企業向けといった特定の分野に食い込むようになっているとIDCは指摘している。

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