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DVD/CDハイブリッドディスクはレコード業界を救う?

» 2004年08月30日 21時47分 公開
[岡田有花,ITmedia]

 CCCDを採用したり、音楽配信を始めたりと、レコード会社はCDの販売低迷を打開するための取り組みを続けているが、どれも決定打とはなっていないようだ。

 新しい楽曲提供形態として多くのユーザーに受け入れられた「着うた」も、音源を提供するレコード会社が先週、独占禁止法違反の疑いで公正取引委員会の立ち入り検査を受けた。

 そんな中、CDの売り上げをなんとか伸ばそうという米国メジャーの試みの一つ「Dual Disk」に関する記事が、トップアクセスを集めた。片面がCD、もう片面がDVDというDual Disk、音楽CDのボーナスにDVDがついて2枚になるくらいなら、いっそのこと1枚にしてしまえ!という発想だ。両面が記録面だと扱いに困りそうとか、レーベルのデザインはどうするんだとか細かいことが気になるし、技術ライセンスなどでまだまだ問題が多いというが、その発想の大胆さに金メダルを贈りたい。

 3位、4位には、「ニンテンドーDS」と「PSP」という期待の携帯ゲーム機の記事がランクインした。マルチメディア再生機能を搭載し、グラフィックやサウンドを強化したPSPと、ゲーム専用機としてシンプルで分かりやすい機能を売りにするニンテンドーDS。冬のボーナスでどっちを買おうか迷っているのは、記者だけだろうか……。

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