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RFIDでセミナー来場者管理 日立情報など

» 2004年09月13日 15時25分 公開
[ITmedia]

 日立情報システムズと日立キャピタルは、RFIDを利用したセミナー来場者管理システム「Chipin/Seminar」と備品管理システム「Chipin/Fixture」を10月に発売する。

 セミナー来場者管理システムは、集客数1000人程度までのセミナーの受付システム。来場者に無線ICタグつきの受講証を発行し、リーダーにかざすだけで受付が完了する。受付状況はリアルタイムに確認可能。来場者の到着を担当営業員の携帯電話にメール通知する機能や、受講証をかざすだけで資料請求できる機能なども備えた。ライセンス価格は35万円から。

 備品管理システムは、ノートPCなど社内の備品にICタグをつけることで、備品の登録、移管、廃棄、棚卸しをトレースできる。既存のERPシステムの備品管理データ(CSV形式)を利用できるほか、Webブラウザからの棚卸しや移管もサポート。PDAとの連携機能も備えた。社員証など他のRFIDと連携してユーザー認証する機能も搭載する。ライセンス価格は300万円から。

 両システムは、9月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催される第6回自動認識総合展に出展する。

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