Broadcomも売上予測を引き下げ

[ITmedia]

　半導体メーカーBroadcomは9月12日、第3四半期（7〜9月期）の売上予想を下方修正、前期比で横ばいから微増にとどまるとの見通しを明らかにした。従来予測では5〜6％増を見込んでいた。下方修正後も、前年同期比では50％以上の増加になると強調している。

　売上予測引き下げの要因としてBroadcomは、サプライチェーンでの在庫だぶつきが原因で、特定の顧客から従来予定していた注文の先送りを求められていると説明。衛星／ケーブルセットトップボックスアプリケーションと携帯電話の分野で前期に比べて売り上げが低迷しており、携帯電話は中国市場の影響が大きいという。

　半導体業界では先に、Texas Instruments（TI）とIntelも相次いで業績見通しを引き下げている。