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コダック社長に元オリンパス小島氏が就任

» 2004年09月22日 18時36分 公開
[ITmedia]

 コダックは、10月1日付けで小島佑介副社長を代表取締役社長に昇格する人事を決めた。小島副社長はオリンパス出身で、同社をデジカメの有力メーカーに育てた実績がある。コダックが国内デジカメ市場に再参入するのに合わせ、トップとして陣頭指揮をとる。

 堀義和社長は代表取締役会長に就く。

 小島副社長は2003年、オリンパスからスカウトされて米Eastman Kodakの副社長に就任し、今年2月に日本法人の現職に就いた。コダックは7月、完全子会社化した旧チノンを「コダックデジタルプロダクトセンター」に社名変更するなど、デジカメへのシフトを鮮明にしていた。

 コダックは10月中旬、デジカメ新製品を発売して国内市場に再参入する(関連記事参照)。米国では2割近いシェアを持つKodakだが、世界市場や国内市場では日本メーカーの影に隠れて存在感は小さい。トップとして市場攻略の指揮を執る小島副社長の手腕に注目が集まりそうだ。

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