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Galileoのコンソシアム選定、1カ月延期

» 2004年10月06日 17時11分 公開
[ITmedia]

 欧州連合(EU)は衛星ナビゲーションシステムGalileoの製造・運営を行う国際衛星コンソシアムの選定を、2005年1月末までは行わない。意思決定を行う担当団体が10月5日に行った発表によれば、当初予定よりも1カ月遅れとなる。

 決定が延長された理由は、競合する2つのコンソシアム、EurelyとiNavSatの提案が似通っているからだとGalileo Joint Undertaking(GJU)の広報担当者であるハンス・ピーター・マーチルースキー氏は説明する。GJUは決定を行う団体で、今後、EurelyおよびiNavSatとの交渉を継続するという。

 iNavSatはEuropean Aeronautic Defence and Space Co. EADS NV (EADS Space) 、Inmarsat Ventures PLC、Thales SAから構成される。EurelyはVinci Concessions SA、Alcatel SA、Finmeccanica SpAから成るコンソシアム。

 選定された入札者は22億ユーロ(27億ドル)の初期予算のうち少なくとも3分の2を確保する必要がある。

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