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東京三菱銀、アカウントアグリゲーションを導入 大手銀初

» 2004年10月06日 19時11分 公開
[ITmedia]

 東京三菱銀行はこのほど、インターネットバンキングサービスにアカウントアグリゲーション(口座一覧管理)機能を導入した。複数の金融機関の口座を同時に一覧表示でき、総合的な資産管理が容易になる。大手銀の導入は初めて。

 ネットバンキング「東京三菱ダイレクト」ユーザーが対象。同サービスの「MTFG NET PLAZA」で事前にIDとパスワードを登録しておくと、同銀行や三菱証券、Meネット証券、DCカードなど複数機関の口座残高を一覧にして表示できる。

 導入にはNTTデータのASPサービスを採用した。シングルサインオン機能や、Web言語「Curl」で表現力を高めた資産分析ツールの提供といった特徴を持つ。NTTデータが金融機関向けシステム構築で培ってきたセキュリティノウハウも導入している。

 アカウントアグリゲーションは、顧客の利便性向上に加え、複数の金融機関を連携させたサービスやマーケティングへの活用も可能。今後導入が増えると見られ、NTTデータは2005年度までに10社の採用を目指す。

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