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米3大学でDellのクラスタ導入拡大

» 2004年10月21日 10時07分 公開
[ITmedia]

 米Dellは10月20日、米国の3大学がDell製クラスタの新規導入あるいは拡張に当たっていると発表、世界の研究機関で高性能コンピューティングクラスタの勢力が増していると指摘した。

 Dellの発表によれば、テネシー大学では3段階のクラスタ戦略のうちフェーズ1を完了、Linux搭載のPowerEdge 1850サーバを137台導入した。年末までにはDellクラスタを430ノード以上に拡大する見通し。

 デューク大学はデュアルプロセッササーバのPowerEdge 1750で構成する264ノードのクラスタを利用している。

 ペンシルベニア州立大学は2種類のDellクラスタを、それぞれ176ノードに拡張した。このクラスタはPowerEdge 2650とPowerEdge 1750で構成され、各システムにXeonプロセッサ2個とLinuxが搭載されている。さらにサーバ40台とストレージシステムのPowerVaultを導入して、新たなクラスタ「Pleiades」を構築する。これによって重力物理学の国際研究用に、40Tバイト近いデータが利用できるようになるという。

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