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富士写、FPD材料新設へ1000億円投資

» 2004年11月01日 17時58分 公開
[ITmedia]

 富士写真フイルムは11月1日、フラットパネルディスプレイ(FPD)材料事業の拡大へ1000億円超を投資すると発表した。同分野の急成長に対応し、熊本県に工場を新設。2008年度に売り上げ高2000億円を目指す。

 新工場は、LCDパネル用偏光板材料「フジタック」を生産する。従来、足柄工場(神奈川県南足柄市)で生産してきたが、FPDの大型化と液晶TV市場の急拡大に対応するため、新工場の建設を決めた。

 建設予定地は同県菊陽町の26.2ヘクタール。立地条件としてアジア各国への供給利便性を考慮した。2006年末の稼働開始を予定している。

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