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MS、政府系顧客にポータル提供

» 2004年11月09日 15時50分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは11月8日、政府・学術機関の顧客の情報交換やコラボレーションを支援する「Solutions Sharing Network」(SSN)の立ち上げを発表した。

 SNNは、オンラインコミュニティーを基盤に、世界各国の公共セクター顧客とパートナーが、ITソリューション、アーキテクチャ、ベストプラクティス、アプリケーションソースコードなどを共有できるようにするもの。

 具体的には、ソリューションやナレッジを提供するWebポータル、パートナーが自社のソリューションを紹介するオープンフォーラム、最適なディスカッションやソリューションを探し出すための検索メカニズムなどで構成されている。

 SNNの導入は既に始まっており、フランスのパルトネ市、ドイツの地方自治体協会、エジプトの国連開発計画ICTDARプロジェクト、オランダのデーフェンター市、全米郡協会、イギリスのニューハム地区などが参加している。

 Microsoftは2003年にGovernment Security Program(GSP)を発表、各国の政府機関に対し、セキュリティの強化とWindowsやOffice製品の監査に必要な技術情報を提供している。

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