Sun Microsystemsは11月9日、2日間にわたってニューヨークのジェイコブ・ジャービッツ・コンベンション・センターで開催されるSun Tech Daysカンファレンスをキックオフした。Sunによれば、今回の目玉は開発環境のSun Java Studio Enterprise 7とJava Studio Creatorをはじめとする新しいツールだという。
Sun Java Studio Enterprise 7は統合ソフトウェア開発環境の最新版で、分散型の開発を可能にする"Code-Aware" Collaboration、UMLベースのモデリング、アプリケーション性能を効率的に分析するAppllication Profilerといった新機能を備える。ライセンス価格は従業員1人当たり5ドルまたは永久ライセンスが1895ドルとなっている。
対応OSはSolaris(SPARCおよびx86)8/9とWindows。Tech Days参加者にはSun Java Studio Enterprise 7のアーリーアクセス版とJava Studio Creatorをバンドルしたスペシャルパッケージを995ドルで提供する。12月中旬に一般向けに提供開始される予定だ。
Java Studio Creatorはドラッグ&ドロップのビジュアルインタフェースでビジネスアプリケーションを構築できる開発環境。Sun Java System Application Server 8 Platform Edition、Java 2 Platform Standard Edition (J2SE) 1.4.2 SDKが含まれる。
「Sunは金融サービス業界が直面している最も困難な問題を解決する手助けをすることにフォーカスしている」とSun Microsystemsのスチュワート・ウェルズ上級副社長。同社は金融業界に向けて、Sun Java Studio Enterprise 7とJava Studio Creatorを売り込むという。
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