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メディア・リンクスの架空取引疑惑、IT各社は「通常取引」と否定

» 2004年11月16日 18時49分 公開
[ITmedia]

 システム開発会社のメディア・リンクスの社長が証券取引法違反の疑いで逮捕された事件で、同社が売り上げを水増しするために架空取引を繰り返していた疑いが強まっている。取引先として挙がったソフトバンクBBや伊藤忠テクノサイエンス(CTC)などは、取引があったことは認めつつ、架空取引については否定している。

 ソフトバンクは「ソフトバンクBBと取引があったのは事実だが、通常の取引だったと認識しており、架空取引という認識は一切ない」、CTCは「取引に必要な書類はすべてそろっており、入金・支払いも期日通りに実施されていることから、通常の取引だったと認識している」とそれぞれコメントした。

 ライブドアも同社との取引は合法だったとするコメントを発表。ただ担当者は今春退社しており、所在が不明なため事情を聴けないという。

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