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HP、主要各部門伸ばし27%の増益

» 2004年11月17日 08時04分 公開
[ITmedia]

 米Hewlett-Packard(HP)は11月16日、同社第4四半期(8〜10月)決算を発表した。

 売上高は前年同期比8%増の214億ドル、純利益は同27%増の10億9100万ドルを計上。特殊項目を除外した実質利益は前年同期比11%増の12億2700万ドルで、1株当たり41セントだとしている。

 テクノロジー・ソリューションズ部門が前年比10%増の80億ドルを売り上げた。同部門内では、エンタープライズストレージ/サーバの売り上げが7%増(41億ドル)、サービス収入が13%増(37億ドル)、ソフトウェア収入が25%増(2億7700万ドル)となっている。

 「業界標準サーバ」の出荷台数が前年同期比で18%増、売り上げも16%増加した。一方、「ビジネスクリティカルシステム」のうち、HP-UXの売り上げは8%増、Alphaは27%減、NonStopが13%増となっている。ネットワークストレージについては、セールススペシャリストの増員や製品ラインアップの移行などから、前年同期比9%の減収となった。

 パーソナルシステムズ部門は、前年同期比9%増の65億ドルを売り上げた。出荷台数は同11%増。デスクトップPCが6%の増収、ノートPCが12%の増収だ。企業向けが12%伸びたが、コンシューマー向けは4%増にとどまっている。

 イメージング&プリンティング部門は、前年同期比5%増の65億ドルを売り上げた。8〜10月期のプリンタ出荷台数は1400万台。

 同社は今後の見通しとして、2005年度上半期(11〜4月)の売上高を418億〜423億ドル、実質1株利益を72〜74セントと見ている。

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