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Oracle、PeopleSoftに再度受け入れ迫る

» 2004年11月23日 08時24分 公開
[ITmedia]

 米PeopleSoft株主の過半数から支持を得たOracleは11月21日、PeopleSoft取締役会に宛てて、再度受け入れを迫る書簡を送付した。

 PeopleSoftは19日付の書簡で改めてOracle提案を拒否している。これに対して今回のOracleの書簡では、「最終提案が退けられたのはこれが2度目だが、今回は、貴社株主の61%近くが下した選択に背くものだ」と批判を強めた。

 その上で、PeopleSoftには1株24ドル以上の価値があるとする主張に反論。株主の60%以上が24ドルで持ち株売却に応じたことを繰り返し指摘し、「24ドルとPeopleSoftの代替プランとの間で選択を迫られた結果、株主は24ドルの方を選んだ」と強調。PeopleSoftはポイズンピルを直ちに取り下げ、株主が持ち株を売却できるように計らうべきだと迫っている。

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