英経済紙Financial Timesは11月24日、米Microsoftが業界団体Computer and Communications Industry Association(CCIA)に支払った和解金のうち、975万ドルがCCIAプレジデントのエド・ブラック氏の手に渡ったと報じた。
ブラック氏は長年にわたり、独禁法問題でMicrosoftを強く批判してきた人物。Financial Timesは秘密文書から得た情報として、MicrosoftからCCIAに1975万ドルが支払われ、CCIA理事会の了承でこのうち975万ドルをブラック氏が受け取ったと伝えている。
Microsoftは18日にCCIAとの和解を発表。和解条件としてCCIAは、Microsoftの独禁法違反問題に関して米国では連邦最高裁への上訴を見送り、欧州でも今後は欧州連合(EU)側に付かないことに同意した。しかし、MicrosoftからCCIAに支払う和解金額は公表していなかった。
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