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MSのLonghornイベント第2弾は2005年9月

» 2004年12月09日 11時38分 公開
[IDG Japan]
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 米Microsoftが、Windows XPの後継OS「Longhorn」をテーマとしたものとしては2回目のProfessional Developers Conference(PDC)の日取りを決定した。

 同社は、最初にLonghornの詳細を公表した2003年のPDCから約2年後に当たる2005年9月13〜16日、ロサンゼルスで開くPDCでLonghornをテーマとする。

 Longhornは、2003年のPDCでの発表から大きく変わっている。Microsoftは2006年の出荷予定を死守するために、当初の計画を変更して主要機能の一部を削除することにした。また同社は現在では、以前にLonghorn用とされていた技術の一部を、Windows XPとWindows Server 2003のアップデート版で提供する計画だ。

 2005年9月の“Longhorn PDC”では、Microsoftはより具体的な情報を開発者に提供できるだろう。このイベントより数カ月前の2005年前半に、Longhornのβ版リリースが予定されている。

 また、開発ツールセット新版「Visual Studio 2005」も、2005年のPDCより数カ月前にリリースされる予定。

 Microsoftは2003年のPDCと2004年5月のWinHECで配ったものを含め、Longhornのプレビュー版をこれまでに幾つか配布している。しかし、計画が変更されているため、開発者がLonghorn向けのソフト開発に着手するのは危険かもしれないとDirections on Microsoftのアナリスト、マイケル・チェリー氏は指摘する。

 「タイミングは(2005年の)PDCの方がいい。ここで開発完了時のイメージに近い製品のビルドが入手できるだろうから。機能がいつ固まるのかが知りたい」(チェリー氏)

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